ダニエル・ハリトーノフ/ピアノ・リサイタル2023

チャイコフスキー国際コンクール第3位の、若き天才ピアニストが魅せる!
リストの逸話を彷彿とさせるすらっと高い身長と、甘いフェイスが紡ぐ、ピアノの名曲。

2023年は、豪華な2プログラムをご用意。
“ピアノの詩人”と謳われる華麗なるフレデリック・ショパンを堪能する『オール・ショパン・プログラム』と、生誕150年記念のラフマニノフを祝して、メランコリックな彼の音楽を堪能する『オール・ラフマニノフ・プログラム』をお届け。
若く誠実なハリトーノフならではの音色でお楽しみください。


ハリトーノフが、コンサートの殿堂カーネギーホールにて華々しいデビューを飾ったのは、わずか14歳の時。あどけなさが残る少年ピアニストが世界の注目を集めてから今、凛とした青年へと成長した。2015年から日本で開催してきたソロコンサートでは、東京文化会館や東京オペラシティコンサートホールなどで演奏し、日本の音楽の殿堂においても好評を得てきたハリトーノフ。ヨーロッパを中心に、音楽家としての経験を重ね、アスリートのようなストイックなピアノへの姿勢は見るものの心を打つ。爽やかなルックスに、190cmを超えるすらっと高い身長、そしてラフマニノフ作品をものともしない大きな手は、フランツ・リストに伝わる逸話をどこか彷彿とさせるように思える。
ピアノの巨匠として誰もが知る、ショパンとラフマニノフ。先人たちの名曲の数々を聴き比べ、そして楽しむ。心が豊かになる贅沢な時間を、これからに期待が寄せられる若きピアニスト、ダニエル・ハリトーノフの演奏でぜひ。


★プログラム

オール・ショパン・プログラム All Chopin Program

ピアノの詩人と称される、フレデリック・ショパン。その繊細できらびやかな音色は、彼の生きた時代から現在まで、多くの聴き手を魅了して止まない。そんなショパンを心行くまで堪能できる『オール・ショパン・プログラム』を、ハリトーノフがお届けする。今回のプログラムに多く予定されている夜想曲(ノクターン)は、ラテン語で≪夜≫という語源を持つ。その名の意味が持つ通り、夜に想いにふける様を投影したロマンティックな曲だ。ショパンは生涯を通してこの夜想曲を作り続けた。また、12の練習曲もどこかで聴いた事のある名曲ぞろい。練習曲という名には似つかぬ難易度で、さすがショパンという印象を受ける。

夜想曲第1番 変ロ短調 作品9-1
夜想曲第2番 変ホ長調 作品9-2
夜想曲第3番 ロ長調 作品9-3
夜想曲第5番 嬰ヘ長調 作品15-2
夜想曲第8番 変二長調 作品27-2
夜想曲第20番 嬰ハ短調 「遺作」
スケルツォ第3番 嬰ハ短調 作品39

夜想曲第13番 ハ短調 作品48-1
3つの練習曲 「遺作」
12の練習曲 作品25
第1番 変イ長調「エオリアン・ハープ」
第2番 ヘ短調
第3番 ヘ長調
第4番 イ短調
第5番 ホ短調
第6番 嬰ト短調
第7番 嬰ハ短調「恋の二重唱」
第8番 変二長調
第9番 変ト長調「蝶々」
第10番 ロ短調
第11番 イ短調 「木枯らし」
第12番 ハ短調 「大洋」


オール・ラフマニノフ・プログラム All Rachmaninov Program 

2023年、今年はラフマニノフ生誕150年の記念すべきアニバーサリーイヤー。そんな今だからこそ聴くべき、オール・ラフマニノフ・プログラムもご用意。ラフマニノというとコンチェルトが有名だが、ピアノ独奏曲ももちろん名曲が揃っている。ラフマニノフの作曲家としての名を一躍有名にしたのが、幻想的小品集 作品3の第2曲「前奏曲 嬰ハ短調」。1892年に発表され、その後に続く前奏曲集の1作品目となった。練習曲「音の絵」と冠された、2つの曲集も名高く、ラフマニノフのピアニストとしての技術を詰め込んだ究極の作品となっている。

6つの楽興の時 作品16
第1番 変ロ短調 「アンダンティーノ」
第2番 変ホ短調 「アレグレット」
第3番 ロ短調 「アンダンテ・カンタービレ」
第4番 ホ短調 「プレスト」
第5番 変二長調 「アダージョ・ソステヌート」
第6番 ハ長調 「マエストーソ」

幻想的小品集 作品3
第1曲 悲歌 (エレジー) 変ホ短調
第2曲 前奏曲 (鐘) 嬰ハ短調
第3曲 メロディ ホ長調 ※オリジナル
第4曲 道化役者 嬰ヘ短調
第5曲 セレナード 変ロ短調 ※改訂版
リラの花 作品21-5

前奏曲集 作品23より抜粋
第4番 二長調
第5番 ト短調
第7番 ハ短調
第10番 変ト長調
練習曲「音の絵」第8番 ト短調 作品33-8
断片 変イ長調
前奏曲 ニ短調
練習曲「音の絵」 第1番 ハ短調 作品39-1

※曲目は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

 

★出演者のご紹介

ダニエル・ハリトーノフ Daniel Kharitonov

1998年サハリン生まれ。5歳よりノヴォシビルスク中央音楽学校でピアノを学ぶ。その後モスクワ音楽院の高名な教授ヴァレリー・ピセツキーに師事し、研鑽を積む。2005年にはわずか7歳でモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団との共演を果たし、11歳の頃にはロシア国立交響楽団とラフマニノフのピアノ協奏曲第一番で共演をした。12歳からはモスクワを本拠地とし、スピヴァコフが指揮を務めるモスクワ・ヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団と定期共演をしている。その他、ゲルギエフ指揮のマリインスキー歌劇場管弦楽団やロシア・ナショナル管弦楽団、モスクワ放送チャイコフスキー交響楽団、ウクライナ国立交響楽団、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団などともソリストとして共演している。2013年3月には、カーネギーホールにて本格的にデビュー。ロシア文化省から贈られる最も権威のある賞”National Pride of Russia”を受賞し、2015年のチャイコフスキー国際コンクールでは第3位に輝いた​。日本では、ソロリサイタル他、読売日本交響楽団やNHK交響楽団の定期公演への出演を果たしている。

 

★公演スケジュール

お申込みはこちらから
※チケット料金は税込み価格です ※未就学児童のご入場はご遠慮ください

11/23(木・祝) 13:00開演 東京オペラシティ コンサートホール ショパン 全席指定5,500円 発売中
11/23(木・祝) 17:00開演 東京オペラシティ コンサートホール ラフマニノフ 全席指定5,500円 発売中
インプレサリオ東京
チケットセンター
【10:00~19:00 全日
03-6264-4221
お掛け間違いのないようご注意ください
24H申し込みOK・座席指定可能