【月光と革命】~ハリトーノフ ピアノ・リサイタル2018~
さらなる高みへ—
世界が注目する若きピアニストの再来日公演が、今年も決定!
ピアノ史に燦然と輝くベートーヴェンの、「月光」
そして激動の時代に作られたショパンの傑作「革命」
2人の偉人が生き抜いた時代の激情を、ハリトーノフの音に聴く!
2013年14歳でカーネギーホールでのデビュー以来、天才ピアニストとしてその名を馳せてきたハリトーノフ。少年から青年へと過渡期を迎え、今年は例年に増して大人びたプログラムでその成長の様子を客席の皆さまにお届けする。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第14番「月光」は誰もが耳にしたことのある超名曲にして最高傑作のひとつ。そして今回の目玉は、ショパンの12の練習曲作品10の全曲演奏だ。「革命のエチュード」「黒鍵のエチュード」「別れの曲」といった定番曲はもちろん、「練習曲」とはいえども全曲を通して音楽的にも技術的にも非常に高度な作品で、ハリトーノフのピアノの真骨頂を堪能できる、まさに贅沢なプログラムといえる。このコンサート、絶対に聴き逃してはならない。
★プログラム
L.V.ベートーヴェン
ピアノソナタ第3番 ハ長調作品2-3
ピアノソナタ第14番「月光」 嬰ハ短調作品27-2
F.ショパン
12の練習曲 作品10
-第1番「滝」ハ長調
-第2番イ短調
-第3番「別れの曲」ホ長調
-第4番嬰ハ短調
-第5番「黒鍵」変ト長調
-第6番変ホ短調
-第7番ハ長調
-第8番へ長調
-第9番へ短調
-第10番変イ長調
-第11番変ホ長調
-第12番「革命」ハ短調
スケルツォ第3番 嬰ハ短調作品39
※やむを得ない事情によりプログラム等が変更となる場合がありますが、あらかじめご了承ください。
★出演者のご紹介
ダニエル・ハリトーノフ
1998年サハリン生まれ。5歳よりノヴォシビルスク中央音楽学校でピアノを学ぶ。その後モスクワ音楽院の高名な教授ヴァレリー・ピセツキーに師事し、研鑽を積む。2005年にはわずか7歳でモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団との共演を果たし、11歳の頃にはロシア国立交響楽団とラフマニノフのピアノ協奏曲第一番で共演をした。12歳からはモスクワを本拠地とし、スピヴァコフが指揮を務めるモスクワ・ヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団と定期共演をしている。その他、ゲルギエフ指揮のマリインスキー歌劇場管弦楽団やロシア・ナショナル管弦楽団、モスクワ放送チャイコフスキー交響楽団、ウクライナ国立交響楽団、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団などともソリストとして共演している。2013年3月には、カーネギーホールにて本格的にデビュー。ロシア文化省から贈られる最も権威のある賞”National Pride of Russia”を受賞し、2015年のチャイコフスキー国際コンクールでは第3位に輝いた。現在ロンドンにて活動中。
★公演スケジュール
2018年12月2日(日) 11:00開場/11:30開演
東京オペラシティ コンサートホール
全席指定(税込) 4,000円
※未就学児の入場はお断わりいたします ※曲目は都合により変更となる場合がございます